当番世話人挨拶

平素より北海道における乳がん診療に携わっておられる医療関係者の皆様方に心より御礼申し上げます。この度、第17回日本乳癌学会北海道地方会の当番世話人を仰せつかりました。年号も改まった2019年10月19日(土)、『乳がんの本質を知ってともに生きる』をメインテーマとし、ACU札幌(アスティ45 16階)にて開催いたします。

釧路労災病院は「最新の知識と技術に基づき、良質で信頼される医療の実践」を理念とし、地域がん診療連携拠点病院ならびに地域医療支援病院として、釧路・根室地域のがん診療を支えています。とくに乳がん診療においては、検診・手術・薬物療法・放射線療法から緩和医療まで一貫したチーム医療を提供しています。乳房再建も含めて患者さんのライフスタイルに応じた治療法の選択が大切であると考えます。治療と仕事の両立も重要なテーマの一つです。

「乳がんに対する新しい薬物療法の流れ」を中心に著名な先生にご講演いただく予定です。また、「がんサバイバーシップ」と「看護師を中心とする多職種連携」に関してもセッションを企画しています。貴重な症例報告やチーム医療の実践例など、多くの演題のご応募をお待ちしています。札幌駅前の便利な会場ですので、全道の皆様にふるってご参加いただき充実した学会にしたいと思います。ご協力よろしくお願い申し上げます。

第17回日本乳癌学会北海道地方会

当番世話人 小笠原 和宏

独立行政法人 労働者健康安全機構 釧路労災病院 副院長

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